トリマーになるには?

トリマーはどんな仕事をするの?

トリマーの仕事は、犬をシャンプーしたり毛をカットするだけではありません。
シャンプーやカット以外にも、犬のさまざまな身体のケアを行っているのです。

1.トリミング前の確認

トリミングを始める前に、必ず飼い主さんとよくお話しします。トリマーは、飼い主さんとのコミュニケーションも大切なので、トリマーになるには、十分な接客力も必要です。
飼い主さんには、ワンちゃんの最近の様子を確認したり、今回のトリミングのオーダーを細かく聞きます。体の毛をどれくらい残すか、まつげは残すか、しっぽの長さなど、細かくチェックします。
無事にワンちゃんをお預かりしたら、次はワンちゃんの体のチェックを行います。 目が充血していないか、どこか痛がるところはないか、耳は汚れていないか、体に傷がないかも確認します。

2.トリミングを行う

ワンちゃんの体のチェックが終わると、いよいよトリミングの作業に取り掛かかります。
爪切り、耳掃除、足裏の毛のカット、ブラッシングを行い、肛門腺絞り、シャンプー、ドライングをして、ようやく毛のカットをすることが出来ます。
カットまでに時間をかけすぎてしまうと、ワンちゃんも自分自身も疲れてしまい、カットを思うようにすることが出来なくなってしまいます。 トリミングの技術も、作業の速さも重要になります。

3.トリミングの仕事も大切ですが、トリミングルームや、器具を清潔に保つことも、トリマーの大切な仕事です。

トリミングルームの掃除、シンクを洗ったり、器具やトリミングテーブルの消毒も行います。

トリマーになるにはどうすればいいの?

︎トリマーになる方法

トリマーとして働きたいのであれば、トリマー養成の専門学校などに通い、トリマーの資格をとり、卒業しなければいけません。トリマーの仕事は、無資格だったり、未経験者の採用は難しいです。
専門学校で、トリマーになるための勉強をして就職希望のトリミングサロンや動物病院へ実習に行くのです。

︎どんな勉強が必要?

1.グルーミング学
トリマーにとって、1番重要な勉強です。
犬や猫の扱い方や、保定の仕方、トリミングの仕方などを学びます。犬の体の部位の名称や、犬種ごとの特徴や歴史、カットの仕方なども学びます。
2.解剖生理学
犬や猫の骨や内臓の名称、内臓の働きなどを学びます。 犬と猫の体の違いは意外と多いものです。
3.寄生虫学
犬や猫に寄生する外部寄生虫や内部寄生虫の種類や、感染経路や、生態などを学びます。トリマーとして働いていると、マダニやシラミなど寄生している犬や猫が来ることもあります。
4.栄養学
犬や猫に必要な栄養素や、それぞれの栄養素の働き、含まれる食材を学びます。ドッグフードやキャットフードの種類や、フードの安全性なども学びます。
5.しつけ学、行動学
トリマーとして働いていると、問題行動やしつけの相談なども受けることが多いです。犬や猫のしつけの仕方や、問題行動の原因や対策などを学びます。
6.繁殖学
犬や猫の妊娠や出産について、学びます。子犬や子猫の育て方などを学びます。
7.公衆衛生学
人畜共通伝染病(ズーノーシス)など、病気について学びます。動物から人へうつる病気は、数多くあります。

こちらは、専門学校などで座学で習う、主な教科になります。
他には、トリミング実習で、1年に何十頭もの犬や猫のトリミングを行い、トリミングの経験を積みます。 保定の仕方や使う器具や、やり方は、犬種や犬や猫の性格によっても、全然違うのです。 何度も経験を積み、いろいろな犬や猫に慣れるしかありません。
専門学校での勉強や実習でいい成績だったとしても、実際に現場で働いてみるとわからないことだらけなことが多いです。 専門学校では基本的なことを勉強しますが、就職してからも毎日が勉強の日々なのです。

トリマーの就職活動はどうするの?

トリマーなりたいと言っても、トリマーとして働ける就職先はいくつかあります。 トリマーの就職先、就職活動についてお話しします。

︎︎働く場所の候補

1.ペットショップ
ペットショップには、生体販売やペット用品の販売、トリミングルームも併設しているところがあります。ペットショップでペットホテルも受け付けているのであれば、ペットホテルでお預かりしているワンちゃんの散歩などのお世話もするでしょう。
猫の爪きりや、ショップによってはシャンプーをしているところもあります。
2.トリミングサロン
トリミングサロンによって、行っているサービスはさまざまです。例えば犬のシャンプーやカットだけではなく、泥パック、アロママッサージ、ネイルアートなど色々な技術を必要とされることもあるのです。猫のシャンプーをしているところもあります。個人経営のサロンや、チェーン店がありますが、トリマーとしての技術を持っていれば、どこのサロンでも重宝されます。
3.動物病院
動物病院の中にトリミングルームがある病院もあります。動物病院でトリマーとして働くと動物看護師の仕事をすることもあります。受付や電話、診察の保定や薬を作ったり、手術の助手に入ることもあります。動物病院でトリマーとして働く場合は、トリマーとしての知識だけでは、難しいです。混合ワクチンや狂犬病予防、フィラリアの予防について、犬や猫の病気や治療についてなどの知識も必要になってきます。動物病院によっては、犬猫だけではなく、うさぎの爪きりをすることもありますし、ハムスターやフェレットなどの小動物を保定したり、ペットホテルのお世話をすることもあります。

︎︎就職活動の方法

トリマーの就職活動の方法は、主に、求人を見つけ、1週間〜2週間、職場実習へ行き、実習中の働きぶりを見てもらい、採用が決まることが多いです。実習期間中は、掃除をしたり、犬や猫のシャンプーをしたりして、動物の扱い方や技術チェックされるでしょう。専門学校に在学中に、カリキュラム実習がありますが、その実習中に気に入られて就職が決まることもあります。夏休みや冬休みに実習をお願いして、就職先を探します。

︎︎︎面接の受け方

面接は、やはり明るくハキハキと話すことがです。採用になるかは、トリマーとしての技術ももちろん重要ですが、トリマーは接客業でもありますので、話し方や笑顔も大切です。面接だけで決まることはないと思いますが、面接もしっかりと受けましょう。

トリミングスタート

トリミングとは

トリミングとは、その犬の特徴を発揮するために、よりスタンダードに近づけることです。犬の被毛の余分な長い部分をカットして取り除くことで、美しさを増大させることをいいます。
トリミングをすることによって犬の長所を生かし、短所を補うのです。

1.爪切り

犬の爪の中には血管が通っています。透明な爪は血管が透けて見えますが、黒い爪の血管は見えません。黒い爪を、出血しないように切るのはとても難しいのです。プロのトリマーでも、失敗して出血してしまうこともあります。
その場合は、クイックストップという止血剤で血を止めます。また、ただまっすぐ切り落とすだけではなく切り口の角を取り除き、爪やすりをかけて滑らかにし、抱っこした時に飼い主さんが痛い思いをしないようにします。

2.足裏のパットの毛のカット

バリカンを使い、パットの間の毛を短く切ります。パットにバリカンの刃があたってしまうと、皮膚が切れて出血してしまうこともあります。

3.耳掃除

耳の中の毛を綺麗に抜いたり、耳垢を綺麗に掃除します。耳の中の状態はいつもと変わらないか、赤くなったり傷がついていないか、耳垢がは多くないかも確認します。

4.ブラッシング

ブラシやコームを使って被毛の汚れやフケを落とし、毛玉や毛もつれをほどきます。
ブラシにはいろいろな種類があり、その犬種にあったブラシを選びます。目や皮膚を傷つけないように気を付けながら行います。

5.肛門腺絞り

犬のお尻には肛門腺という分泌腺があり分泌物がたまります。その分泌物をシャンプーをする前に絞ります。

6.シャンプー

目や鼻にシャンプーが入らないよう慎重にシャンプーをします。犬種によってシャンプーを選んだり、アレルギーの犬は、獣医師に処方された薬用のシャンプーを使うこともあります。

7.ドライング

ブラッシングをしながらドライヤーの風を当てて乾かします。目に温風を当てると火傷をしてしまうので注意が必要です。
トイプードルなどの巻き毛の犬は、毛を伸ばしながら乾かしていきます。ドライングがきちんと綺麗に出来ていないと、この後のカットの作業をいくら頑張っても綺麗に仕上がらないということもあります。
細かいところまできちんとブラッシングをして仕上げましょう。

8.毛のカット

飼い主さんのオーダーに合わせ、犬の毛をカットしていきます。
この作業はシザーを使う作業なので、とても危険です。嫌がって犬が暴れてしまうと、皮膚を切ってしまったり、怪我をさせてしまうこともあります。顔まわりのカットは、舌を出されたりすることもありますし、まぶたや目を傷つけてしまう可能性もあります。犬はいきなり動いたりするので、細心の注意を払います。

どんな能力が求められるの?

トリミングスキル

トリマーにとって求められるスキルは、やはりスピードと正確さ、仕上がりの可愛いさやセンスです。 作業のスピードがいくら速くても、仕上がりが可愛くなかったり怪我をさせてしまっては意味がありません。
トイプードルやシーズーなどのカット犬は、カットするトリマーによって表情までもが変わってしまいます。 センスが良く丁寧な仕上がりのワンちゃんは、飼い主さんも喜んでくれます。カットを気に入ってもらえれば、指名して次回の予約をしてもらえることもあります。

犬や猫など動物の扱い

犬や猫は種類によって、またその子その子の性格によっても保定の仕方は全く違ってきます。 同じ作業をする時でも、あの子ではこう保定していたのに、この子では通用しないということが山ほどあるのです。
犬や猫の動物の扱い方は、回数を重ねていろいろな保定のパターンを覚えていると、とても作業がしやすくなります。
暴れる子をうまく保定出来なければ、作業もそこでストップしてしまい、仕上がりまでにかかる時間がとても長くなってしまいます。 鼻の短い犬と長い犬、子犬や大型犬、老犬や病気持ちの犬など、いろいろな犬がトリミングにやってきます。
何度も経験を重ねて、保定をマスターします。

飼い主さんとのコミュニケーション

トリマーは、犬との関わりが大切だと思われがちですが、接客業でもあるので飼い主さんとのコミュニケーション能力も重要です。
名前を覚えていたり、会話していた内容を覚えていたり、その飼い主さんのワンちゃんのことをよく知っていたりすると、飼い主さんに気に入ってもらえることもあります。
やはり、信頼できるトリマーでないと大切なワンちゃんを預けたくありませんよね。

トリマーはどこで働いているの?

1.ペットショップ

ペットショップには、犬や猫などの生体販売や犬猫のフードや服やリードなどの用品の販売、ペットショップの中にトリミングルームが併設されているところも多くあります。
ペットショップで働いているトリマーはもちろんお客さんのワンちゃんをトリミングしますが、ペットショップで販売されている仔犬や子猫などのトリミングをすることもあります。

2.トリミングサロン

トリミングサロンは生体販売などは行っておらず、トリミング中心の仕事内容になると思います。
トリミングサロンでは少人数の職場が多くなると思いますので、職場内の人間関係も大切になります。サロンによっていろいろなサービスがありますが、ワンちゃんの送迎、アロマテラピー、泥パック、マッサージなどいろいろな技術が必要とされることもあります。

3.動物病院

動物病院の中にトリミングルームがある病院も多くあります。
動物病院内でのトリミングは獣医師がそばにいるので、トリミング前の診察をしてもらえたり、トリミング中に怪我をさせてしまったり、発作が起きてしまった時などとても安心です。
飼い主さんにとって、かかりつけの動物病院でのトリミングはとても安心出来るものではないでしょうか。 もし、動物病院でトリマーとして働くのであれば、動物看護師がしている仕事をすることもあります。トリマーとしての知識だけでは動物診療の方で働くことはできません。
トリマーの仕事は基本的にはトリミング中心ですが、就職先によって別な仕事を覚えなければいけませんし、その就職先によって日々の勉強がとても大切です。

4.訪問

お家でのトリミングの出張サービスや、お家の前まで行き、車の中でトリミングを行うサービスがあります。
お家でのトリミングは、いつも暮らしている環境なのでワンちゃんにとってのストレスが軽減されますし、飼い主さんもワンちゃんがトリミングしてもらっているところを見ていられるのでとても安心できます。
またお家でのトリミングは、他のワンちゃんとの接触もありません。他の犬が苦手なので臆病なワンちゃんや高齢のワンちゃんには、訪問のトリミングのサービスが向いているかもしれません。

職場で仕事内容は変わるの?

1.ペットショップ

ペットショップで働いているトリマーは、お客さんのワンちゃんではなくペットショップ内の子犬や子猫を綺麗に保つために爪切りやヒゲカット、シャンプーやカットなどのこまめなケアまでも行なっています。
そのペットショップにもよりますが、トリミングの仕事だけではなくペットショップ内の清掃や商品の在庫の管理や発注、陳列、ポップを作成したりなどいろいろな仕事があります。ペットホテルもあれば、お泊まりに来ているワンちゃんの散歩などのお世話もあります。

2.トリミングサロン

トリミングサロンによって行なわれているサービスは色々ありますが、犬のシャンプーやカットのトリミングだけではなく、犬のアロマテラピーや泥パック、ネイルアート、マイクロバブルなど、さまざまな技術が必要となるサービスとあるのです。トリミングサロンによっては猫のシャンプーを行うこともあります。

3.動物病院

動物病院でのトリミングは、何かあった時にすぐそばにかかりつけの獣医師がいるということが安心です。 動物病院では、獣医師がトリミングを始める前に診察をしてからトリミングをすることもあります。 心臓が悪くてトリミングサロンで断られてしまったワンちゃんなどが、動物病院でトリミングを行うことも多いです。 老犬や、病気を持って体調の悪いワンちゃん達は、シャンプーやドライングなどとても慎重に行わなければいけません。
動物病院で働いているとトリミングだけではなく、動物看護師の仕事をすることもあるのです。受付や電話応対、診察の補助、臨床検査、手術の手伝いなどをすることもあるかもしれません。 また、犬や猫だけではなく、うさぎやハムスターやフェレット、鳥や爬虫類などと関わることがあるかもしれません。

4.訪問

訪問のトリミングは、トリミングの他にペットシッターなどの別の仕事をすることもあります。 訪問してトリミングを行うことはワンちゃんのテリトリーでトリミングすることが出来、 ワンちゃんにとってはいいことが多いと思われがちですが、何か怪我をさせてしまった時などの対応が遅れてしまうこともあります。

トリマーの魅力とは

毎日大好きな犬と関わることができる

トリマーの仕事は、毎日数頭の犬と関わることが出来るのです。
トリミングが終わった後のカルテを記入したり、トリミングに使う器具の消毒やトリミングルームの掃除以外はほとんど犬と触れあうことが出来ます。
毎日犬と触れ合い、話しかけたり撫でることにより、自分自身も癒されたりするのです。

ワンちゃんの変化や異常を見つけてあげられる

トリミングの前には必ずワンちゃんの身体のチェックを行っていますが、そのチェックの中でワンちゃんの異常を見つけることもあります。
飼い主さんが気づいていないということも多く、異常を見つけたことを感謝されることもあります。
軽い外耳炎や皮膚炎ということもありますが、心臓の病気、腫瘍などを早期に発見したことで助かるということもあります。

自分や友人が飼っているワンちゃんにもトリミングしてあげられる

トリマーの確かな技術を持っていれば、無料でいつでも好きな時に自分の家のワンちゃんのトリミングが出来、ワンちゃんは飼い主さんにお家でトリミングしてもらえます。
自分の家だけではなく、友達や親戚などのお家のワンちゃんをトリミングしてあげることもできます。
一度トリミングの技術を身に付けることが出来れば、仕事を辞めてもトリミングをすることは出来ます。

転職するにはどうしたらいいの?

転職先を探すには

トリマーの転職先を探したいと思ったら、卒業したトリマー養成学校に電話して聞いたり、学校へ行き求人票を見に行くと良いです。
他にはインターネットなどもありますが、学校に来る求人の数と比べるとかなり少ないです。

転職はしやすいの?

ある程度トリマーとしての技術を身につけていれば、新しい就職先は見つけやすいです。確かな技術を持ったトリマーはどこの職場へ行っても重宝されます。ですが、1〜2年の経験ですとそれは難しくなるでしょう。

どんなキャリアパスがあるの?

3年以上の実務経験があったり、トイプードルやシーズーを1人で一人前に仕上げることができれば新しい職場でも重宝されます。
トリミングサロンはトリミング中心ですが、就職先によって別な仕事を覚えなければいけませんし、その就職先によって日々の勉強がとても大切です。

︎トリマーの転職先は?

1.ペットショップ

生体販売を行っているペットショップでは、販売されている子犬や子猫のお世話をします。
トリマー経験者であれば、犬のしつけについてやシャンプーがオススメかなど、犬の体のケアについてさまざまなアドバイスが出来ます。

2.トリマー養成学校の講師

トリマーとしての実務経験があると、トリマー養成の学校の講師になる事も出来ます。
トリミングサロンでの実務経験があれば、就職活動についてや接客の仕方、クレーム対応などを教えることが出来ます。
自分が学校で教えてもらい成長したように、生徒たちに教え、成長していく姿を見ることは嬉しいですしやりがいを感じます。

3.別のトリミングサロン

トリミングサロンによって行なわれているサービスが違い、仕事の仕方や方針も変わって来ます。今働いているトリミングサロンは合わなかったとしても、トリマーの仕事を続けて行きたいのであれば別のサロンに就職するのも一つの手です。
犬のシャンプーやカットだけではなく、猫のシャンプーを行うトリミングサロンもあります。
泥パックやネイルアート、アロママッサージ、マイクロバブルなど、通常のトリミングとは違う、新たな技術を必要とされるということもあるのです。
人間関係か嫌で退職した場合も、別のトリミングサロンでは上手く働けるということもあります。

4.動物看護師

トリマーだけの仕事をするのが嫌になって、それでも動物の仕事がしたい場合は、動物病院のトリマーとして働き、動物看護師の仕事もさせてもらうという方法もあります。
動物病院では犬だけではなく、猫やうさぎ、ハムスターやフェレットなどいろいろな種類の動物病院と触れ合うことが出来ます。

退職したいと思ったら

︎退職したいと思うのはどんな時?

1.人間関係が上手くいかない

トリマーに限ったことではありませんが、職場の人との相性が悪く退職してしまうこともあります。トリミングサロンや動物病院は少人数の職場が多いので、人間関係が良くないとストレスもたまってしまいます。

2.給料が少ない

トリマーは、労働時間や仕事のわりに給料が少ないです。 一日中立ちっぱなしで身体にも負担がかかり、力仕事もあるので体力を消耗します。

3.動物アレルギー

専門学校のころは、症状が現れなくても、実際に就職して毎日働いてみると、動物アレルギーがひどくなってしまうトリマーもいます。肌が荒れてしまったり、咳やくしゃみが止まらなくなってしまったり。手袋を着けてトリミングをする人もいますが、続けて行くことが難しくなると、退職してしまう人が多いです。

4.腱鞘炎

毎日何時間もトリミングのシザーを使うことにより、腱鞘炎になってしまうトリマーもいるのです。腱鞘炎になってしまうと思ったようにシザーを動かすことが出来なくなり、今までのようにカットが綺麗に仕上がらなくなってしまいます。

︎退職するときに気をつけることは

1.人数の少ない職場では新しいスタッフが決まってから

トリマーの職場は人数が少ないところが多いと思います。ですから、新しいスタッフがきちんと決まって、ある程度仕事の流れや雑用を覚えてくれてるまでは働いていた方が良いでしょう。他のスタッフにも負担がかかりません。突然退職するのではなく、必ず新しいスタッフが決まってからにしましょう。

2.年末年始など、忙しい時期には退職しない

トリミングサロンでは、クリスマスから年末年始にかけてがかなり忙しく大変な時期です。お客さん達はワンちゃんを綺麗にして、お正月を迎えたいのです。
ですから、退職する時期は、トリミングの予約が混み合わない、あまり忙しくない時期に決めましょう。

3.担当していたワンちゃんの写真を撮っておく

自分が毎月担当していたワンちゃんの、カット後の仕上がりの写真を撮影しておきましよう。 新しく担当するトリマーが困らないように撮っておくことが大切です。
前回どのようなカットだったのかわからなくなってしまい、「今まではこんなカットじゃなかった」とクレームを受けてしまうこともあります。 今まで指名してくれていた飼い主さんや、新しく担当するトリマーを困らせないためにも写真を撮って、詳しいオーダーを記入しておきましょう。

4.担当していた飼い主さんに退職する日を教えておく

毎月来てくれている飼い主さんは、担当のトリマーの信頼し、カットの仕上がりを気に入って連れて来てくれています。 その信頼しているトリマーが突然辞めてしまい他のトリマーに変わってしまうと、不安に感じてしまう飼い主さんもいます。
いつも来てくれている飼い主さんには、退職が決まったら退職する日を伝え、挨拶をしておきましょう。その時に、次から担当になるトリマーを紹介しておくとより良いでしょう。次から担当するトリマーも、仕事がしやすくなります。

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