「ペットや動物が好き!動物のためになる仕事がしたい!」
このような想いで動物看護師を目指そうと思った方、目指している方はいるのではないでしょうか。
動物看護師は、 動物の命を預かる仕事で、常に緊張感と隣り合わせです。治療をする獣医師が適切でスムーズな処置を行うためには、動物看護師の存在が必要不可欠です。
そんな動物看護師の仕事は、どのような人が向いているのでしょうか?
この記事では、動物看護師に向いてる人の特徴をご紹介しています。
目次
動物看護師に向いてる人の3つの共通点
① 自己研鑽を惜しまない人
動物看護師は、日々獣医師の元で動物の健康を保つためにあらゆる仕事をしています。
動物看護師の業務例としては
- 動物と直接触れ合うような診療補助
- 入院している動物のケア
- 検温
- 体重測定
- 脈拍の測定
- 尿検査
など多岐にわたります。
また、愛玩動物看護師という国家資格の誕生により、採血・投薬・マイクロチップの挿入・カテーテルによる採尿といった行為が獣医師の指示の下で認められ、さらに業務の幅が広がりました。
他には、カルテの管理や受付の対応、会計業務、予約の管理などの事務作業もこなす必要があります。
このような仕事の基礎は、専門学校などで学びますが、それ以上に現場で得る知識はたくさんあります。また、動物医療は日々進歩しているため、地道にコツコツと知識や技術を習得する必要があるでしょう。
そのためには、「動物のことが好き」「動物の力になりたい」といった強い思いが重要です。学ぶための意欲をしっかり持てる人なら、日々努力を重ねられるはずです。
②体力に自信がある人
知識や経験を積むことも非常に重要なことですが、体力も求められます。
例えば、診察台の上で動物が治療を嫌がり暴れたときは、獣医が処置しやすいように押さえつける必要があります。特に 体格のいい犬は力が強く、押さえつけるのにも筋力が必要です。
入院中の動物たちの散歩も動物看護師の仕事の一つです。
また、4月の予防接種の繁忙期になると、休憩の時間が取れないくらい忙しくなる病院もあります。
③コミュニケーション能力が高い人
一日でも早く動物を回復させるために、治療方針や薬の服用の仕方・病気の経過を適切に伝えることも動物看護師に求められる仕事です。
動物が病気やケガになった場合、動物だけではなくその飼い主も不安になります。情報を正確に話すだけでなく、飼い主の不安をぬぐってあげるような一言を付け加えるような思いやりも必要です。
動物看護師として活躍している方は、動物・飼い主・獣医師の3者とのコミュニケーションに気を配っています。
まとめ
動物看護師は、常に動物の命にかかわる状況で仕事を行います。非常に責任が問われる仕事ではありますが、治療を通じて動物たちが元気になる姿を見てやりがいを感じられる仕事です。
動物と飼い主がより幸せに暮らしていけるようなサポートをする、素敵な動物看護師にぜひなってください。