獣医師の治療のサポートを通じて、ケガや病気を患い苦しんでいる動物を元気にするのが動物看護師です。
動物看護師は、治療のサポートだけではなく、飼い主への投薬の説明や入院している動物の世話・病院の受付業務や衛生管理等、幅広い業務をこなす必要があり、肉体・精神の両面でハードな仕事です。
時には、処置中に暴れる動物を押さえつけたり、動物の死に直面しなければならないこともあり、悲しみや無力感に襲われることもあるでしょう。
しかし、このような辛い場面があるからこそ、動物の命を救えた時や飼い主から「ありがとう」と感謝を伝えられた時には、やりがいを感じられるでしょう。
この記事では、動物看護師がやりがいを感じる瞬間についてまとめています。
目次
動物看護師がやりがいを感じる瞬間とは?
①病気の動物が元気になっていく瞬間
『動物が好き』『動物と触れ合って、動物の役に立つ仕事をしたい』という想いを持つ人にとって、動物と日々触れ合い、信頼関係を築きながら仕事ができることは魅力的でしょう。
また、動物病院に来る動物は、体のどこかしらに病気やケガや不安を持ち、弱っている状態がほとんどです。獣医師のサポートを通じて、治療に携わったり、ケアを行い、回復の過程を間近で見られることに充実感ややりがいを感じられるでしょう。
ただ、動物も生き物のためいつかは命を落とします。寿命や大病などの理由から、大好きな動物の命を助けられないこともあります。
命の重さ・尊さに向き合うことで、動物看護師としての”責任感”も得られるでしょう。
②飼い主との信頼関係を築ける瞬間
動物を元気にしてあげるために、飼い主とのコミュニケーションは非常に重要になります。
動物は痛みなどを吠えたり、表情で示すことができても、言葉で伝えることができません。そのため、痛みの経過を飼い主から聞き出す必要があります。
当然、これは獣医師の仕事でもありますが、獣医師よりも飼い主とコミュニケーションをとる時間が長い動物看護師も、治療方針を決める重要な役割を持っています。
◆飼い主と近い立場でよき相談相手となり、信頼関係を築いていくことが大事
そして、動物が元気になって、飼い主も喜んでくれた時に、飼い主の信頼に応えることができたことにやりがいを感じられるでしょう。
③幅広い仕事を経験できること
動物看護師の仕事は、獣医師の治療のサポート以外にも幅広い仕事を任せられます。
幅広い仕事を任せられることは、覚えることがたくさんあり、特に慣れるまでは辛いこともあるでしょう。しかし、幅広く業務をこなせるようになるにつれて、成長を感じられます。
もちろん動物看護師の仕事の中には、動物と触れ合わない仕事もあります。例えばカルテの作成、受付業務や院内の清掃など。これらは雑用と思われがちですが、最終的には動物の役に立っているものです。 多くの経験を通じて、自分自身を磨いていき、動物のことを想い、どんなことにもあきらめず取り組んでいく人は、動物看護師として活躍できるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
動物看護師の仕事はとてもやりがいを感じられます。もちろん、動物の命を預かる仕事のため、時には辛いこと・悲しいこと・悔しいことがあるでしょう。
しかし、動物看護師は動物と毎日触れ合うことができるため、動物好きの人にとっては幸せな職業です。
◆動物看護師の仕事をするには愛玩動物看護師という国家資格が必要になりますが、動物看護助手であれば、資格が無くても働くことができます。
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