動物看護師の仕事が大変・辛いと言われる3つの理由《動物看護師の転職》

動物看護師の仕事が大変・辛いと言われる3つの理由《動物看護師の転職》

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動物看護師の仕事が大変・辛いと言われる3つの理由《動物看護師の転職》

この記事では、動物看護業務が”大変””辛い”と言われる理由についてご紹介しています。

動物看護師・動物看護助手は獣医師のパートナーとして、ケガや病気をした動物の治療をサポートします。治療のサポート以外にも、入院中の動物の健康管理や飼い主への薬の説明、窓口業務、院内の清掃など、幅広い役割を動物病院で担っています。

また、愛玩動物看護師の国家資格を取得している場合は、採血・投薬・マイクロチップ挿入・カテーテルによる採尿などの一部の動物診療行為が、獣医師の指示の下で出来るようになり、更に業務の幅は広がります。

そして、このようなサポートによって、動物の体を回復に導き、退院をする時に元気な姿を見てやりがいを感じられる仕事です。

一方で、動物看護師・動物看護助手の仕事は”大変””辛い”と言われることが多いのも事実です。大きなやりがいを感じられる仕事であるにもかかわらず、なぜこのような評価をされるのでしょうか。

この記事では、動物看護業務が”大変””辛い”と言われる理由についてご紹介しています。

動物看護業務が大変・辛いといわれる3つの理由

①仕事量が多く、労働時間が長い

動物看護師・動物看護助手の仕事量は多く、病院によっては人手不足のため、決められた労働時間内に仕事を終えることが難しい場合があります。 特に入社したばかりの時は、仕事をこなすために覚えなければならないことがたくさんあります。

例えば、動物の保定や各種検査、入院動物の世話などの治療補助、受付業務や電話対応などの事務業務と、数えきれないほどの業務があります。

また、一人がこなすべき業務量が多いというのもありますが、手術が長引いたり、急患があると勤務時間が予定よりも長くなることもあります。

具体的な業務だけでなく、動物を救うために動物の病気や健康に関する知識が求められ、自宅に帰ってからも勉強をする必要もあります。

このように、仕事量の多さと労働時間の長さから、肉体面で仕事を辛いと感じることもあるでしょう。

②給料が安い

動物看護師・動物看護助手の給料は、仕事量や拘束時間から考えると、決して高いとは言えないことが多いでしょう。

仕事内容に対して給料が安い理由の一つには、動物病院が自由診療のため高い売上をあげられてないことがあります。

人間が病気やけがをした場合、病院で治療をしてもらっても治療費の3割しか自己負担する必要がありません。

しかし、動物病院の場合、治療費を飼い主が全額負担しなければいけません。 治療費を全額払わなけらばならないので、ペットの体調が少し悪そうだからといって、人間の病院のように気軽に行くことができません。

そのため、動物病院は高い売上が上がらず、高い給料を従業員に支払うことができていないのです。もちろん、経営を上手に行っている病院もあり、そういった病院は相対的に給料が高い傾向がありますが、その分就職したい人が多く競争が激しいのです。

③動物の死に直面しなけらばいけないこともある

動物は生き物のため、いつか命の終わりを迎えます。動物看護師・動物看護助手の仕事は、獣医師と連携して動物の命を救うことですが、大病や寿命、急な疾患等さまざまな理由で救えず、動物の死に立ち会うこともあります。

動物看護業務に就く人は、”動物が好き””動物の役に立ちたい!”という強い想いをもっている方が多いと思います。動物が好きだからこそ、動物の苦しんでいる姿や命の終わりを目の当たりにすることが辛く、悔しい思いをすることがあるでしょう。

そのため、動物の死にしっかりと向き合い、悲しみを乗り越えていくような強い心を持つ必要があります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?動物看護師・動物看護助手の仕事は、楽しいことばかりではありません。大変・辛いと感じることもあるでしょう。

それでも、動物看護師・動物看護助手の仕事は非常にやりがいのあるものです。最愛のペットの病気を治したいと思っても、飼い主は治すことができません。

苦しんでいるペットを獣医師と一緒に元気にしてあげて、退院するときに「ありがとう」と感謝の言葉を貰える瞬間はきっとやりがいを感じられます。

動物看護師として別の病院への転職を考えている方や、無資格・未経験で動物看護助手という仕事に興味を持っている方は、是非お気軽に転職エージェントにご相談ください。近隣エリアであなたのご希望にあった求人を紹介してもらうことができます。

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